26AM7|第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
人口静態統計で調べる項目はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
人口静態統計と人口動態統計を区別する問題です。
解説
人口静態統計は、ある一時点における人口の状態を把握する統計です。その代表が国勢調査で、5年に1回、10月1日現在で行われる全数調査です。調べる項目は、人口の総数、年齢構成、性別、世帯の状況、就業の状況、居住地などです。
したがって「人口」が正答です。国勢調査から得られる指標としては、人口ピラミッド、年齢3区分別人口(年少人口0から14歳、生産年齢人口15から64歳、老年人口65歳以上)、高齢化率、従属人口指数、老年化指数があります。日本の人口は減少局面にあり、高齢化率は世界で最も高い水準にあります。
人口動態統計は、一定期間内(通常1年間)の人口の変動を把握する統計です。出生、死亡、死産、婚姻、離婚の五つの届出に基づいて作成されます。
したがって、死亡、出生、結婚(婚姻)は、いずれも人口動態統計の項目であり、静態統計ではありません。
人口動態統計から得られる主な指標を整理します。出生率(人口千対)、合計特殊出生率(15歳から49歳までの女性の年齢別出生率の合計、一人の女性が生涯に産む子どもの数の目安)、死亡率(人口千対)、乳児死亡率(出生千対)、新生児死亡率、周産期死亡率、死因別死亡率、婚姻率、離婚率です。
なお、これら以外の主な統計としては、国民生活基礎調査(有訴者率、通院者率、介護の状況)、患者調査(受療率、総患者数)、国民健康・栄養調査(栄養摂取、身体状況、生活習慣)があり、それぞれ何を調べる統計かをあわせて押さえておくことが重要です。
選択肢の確認
1.人口
正しい。ある一時点の人口の状態であり、人口静態統計です。
2.死亡
誤り。人口動態統計の項目です。
3.出生
誤り。人口動態統計の項目です。
4.結婚
誤り。婚姻として人口動態統計の項目です。
覚えるポイント
- 人口静態統計=国勢調査(5年に1回、10月1日現在、全数調査)。人口の総数と構成。
- 人口動態統計=出生、死亡、死産、婚姻、離婚の届出。一定期間の変動。
- 静態から=人口ピラミッド、年齢3区分別人口、高齢化率。
- 動態から=合計特殊出生率、死亡率、乳児死亡率、死因別死亡率。