26AM74第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午前(科目未分類)

ADL評価のFIMに含まれるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

**FIM(機能的自立度評価法)**の評価項目を問う問題です。

解説

FIMは、**日常生活動作(ADL)を、実際に「している動作」に基づいて評価する指標です。各項目を1点(全介助)から7点(完全自立)**の7段階で採点し、18項目、合計18点から126点で表します。

FIMの項目は次のとおりです。

運動項目(13項目)セルフケア(食事、整容、清拭、更衣・上半身、更衣・下半身、トイレ動作)、排泄管理(排尿管理、排便管理)、移乗(ベッド・椅子・車椅子、トイレ、浴槽・シャワー)、移動(歩行・車椅子、階段)。

認知項目(5項目)コミュニケーション(理解、表出)、社会的認知(社会的交流、問題解決、記憶)。

したがって、排尿管理はFIMの運動項目に含まれ、これが正答です。

買い物は、FIMの項目ではありません。買い物、調理、洗濯、掃除、金銭管理、電話の使用、交通機関の利用、服薬管理といった、より複雑で社会生活に関わる動作は、**手段的日常生活動作(IADL)**と呼ばれ、老研式活動能力指標やロートンのIADL尺度などで評価されます。

調理も、同じくIADLに含まれる項目であり、FIMの評価対象ではありません。

ジョギングは、ADLでもIADLでもなく、余暇活動や運動の範疇です。FIMの項目ではありません。

FIMの最大の特徴は、「できる能力」ではなく「実際にしている状態」を評価する点、そして認知項目を含む点、さらに介助量を細かく段階づけられる点です。これによってリハビリテーションの効果を鋭敏にとらえられます。

これに対し、バーセルインデックスは、ADLを10項目、100点満点で評価する指標で、簡便ですが介助量の細かい変化はとらえにくく、認知項目を含みません。両者の違いをあわせて押さえておきます。

選択肢の確認

1.買い物
誤り。IADLに含まれる項目です。

2.排尿管理
正しい。FIMの運動項目(排泄管理)に含まれます。

3.調理
誤り。IADLに含まれる項目です。

4.ジョギング
誤り。ADLでもIADLでもありません。

覚えるポイント

  • FIM18項目(運動13+認知5)1点から7点の7段階、18点から126点
  • 運動項目=セルフケア、排泄管理(排尿・排便)、移乗、移動。認知項目=理解、表出、社会的交流、問題解決、記憶。
  • FIMは**「している動作」**を評価し、介助量を細かく段階づける。認知項目を含む。
  • IADL=買い物、調理、洗濯、掃除、金銭管理、交通機関の利用、服薬管理。
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