26PM103|第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)
奇経と関係する経穴の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
奇経と、それに関わる経穴の組合せを問う問題です。郄穴、会穴、八脈交会穴が混ざっているため、一つずつ確認します。
解説
各選択肢を検討します。
陽蹻脈-金門は誤りです。陽蹻脈を代表する経穴は申脈(足外側、外果尖の直下の陥凹部)で、八脈交会穴として陽蹻脈に通じます。金門は足の太陽膀胱経の郄穴であり、陽維脈の別属とされることはありますが、陽蹻脈の代表穴ではありません。
陰蹻脈-築賓は誤りです。陰蹻脈の郄穴は交信(下腿内側、脛骨内縁の後方の陥凹部、内果尖の上方2寸)、代表穴は照海(足内側、内果尖の下方1寸)です。築賓は陰維脈の郄穴(下腿後内側、ヒラメ筋とアキレス腱の間、内果尖の上方5寸)です。
陽維脈-居髎は誤りです。居髎(殿部、上前腸骨棘と大転子頂点の中点)は、足の少陽胆経の経穴で、陽蹻脈との会穴とされます。陽維脈の郄穴は陽交(下腿外側、腓骨の後方、外果尖の上方7寸)、八脈交会穴は外関です。
陰維脈-府舎は正しく、これが正答です。府舎(下腹部、臍中央の下方4.3寸、前正中線の外方4寸)は、足の太陰脾経の経穴で、足の太陰経、足の厥陰経、陰維脈が交会する穴とされます。なお、陰維脈の郄穴は築賓、八脈交会穴は内関です。
奇経に関わる経穴は、八脈交会穴、郄穴、会穴の3系統が混同しやすいため、それぞれを分けて整理しておくことが大切です。
選択肢の確認
1.陽蹻脈-金門
誤り。陽蹻脈の代表穴は申脈で、金門は膀胱経の郄穴です。
2.陰蹻脈-築賓
誤り。築賓は陰維脈の郄穴で、陰蹻脈は交信(郄穴)と照海です。
3.陽維脈-居髎
誤り。居髎は陽蹻脈との会穴で、陽維脈は陽交(郄穴)と外関です。
4.陰維脈-府舎
正しい。府舎は足の太陰経、足の厥陰経、陰維脈の会穴です。
覚えるポイント
- 八脈交会穴=公孫(衝脈)、内関(陰維脈)、後渓(督脈)、申脈(陽蹻脈)、足臨泣(帯脈)、外関(陽維脈)、列欠(任脈)、照海(陰蹻脈)。
- 奇経の郄穴=交信(陰蹻)、跗陽(陽蹻)、築賓(陰維)、陽交(陽維)。
- 府舎=足の太陰・厥陰・陰維の会。居髎=陽蹻脈との会。