26PM107|第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)
経穴と体表指標の組合せで同じ高さにあるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
経穴と体表指標の高さを照合する問題です。それぞれの経穴の定義にある基準を思い出します。
解説
各選択肢を検討します。
天鼎は、手の陽明大腸経の経穴で、前頸部、輪状軟骨と同じ高さ、胸鎖乳突筋の後縁にあります。扶突の下方1寸にあたります。甲状軟骨上縁と同じ高さにあるのは人迎、水突の上方、天窓などであり、天鼎はそれより下方です。したがって誤りです。
天柱は、足の太陽膀胱経の経穴で、後頸部、第2頸椎棘突起上縁と同じ高さ、僧帽筋外縁の陥凹部にあります。外後頭隆起と同じ高さにあるのは、後正中線上の脳戸や、その外方の玉枕などです。天柱は外後頭隆起より下方にあり、誤りです。なお天柱の深部には後頭下筋群があり、深刺では延髄や椎骨動脈に注意が必要です。
胞肓は、足の太陽膀胱経の経穴で、殿部、第2後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨稜の外方3寸にあります。仙骨裂孔と同じ高さにあるのは、**腰兪(仙骨裂孔部)や会陽(尾骨下端の外方5分)**の付近です。胞肓は仙骨裂孔より上方にあり、誤りです。
髀関は、足の陽明胃経の経穴で、大腿前面、大腿直筋近位端、縫工筋と大腿筋膜張筋の間の陥凹部にあります。この位置は大転子頂点とほぼ同じ高さにあたり、組合せとして正しく、正答は4です。骨盤周囲では、上前腸骨棘、大転子頂点、恥骨結合上縁がほぼ同じ高さの目安として用いられます。
選択肢の確認
1.天鼎-甲状軟骨上縁
誤り。天鼎は輪状軟骨と同じ高さです。
2.天柱-外後頭隆起
誤り。天柱は第2頸椎棘突起上縁と同じ高さです。
3.胞肓-仙骨裂孔
誤り。胞肓は第2後仙骨孔と同じ高さです。
4.髀関-大転子頂点
正しい。髀関は大転子頂点とほぼ同じ高さにあります。
覚えるポイント
- 天鼎=輪状軟骨の高さ、扶突と人迎=甲状軟骨上縁の高さ。
- 天柱=第2頸椎棘突起上縁の高さ。深部に後頭下筋群、深刺は延髄と椎骨動脈に注意。
- 胞肓=第2後仙骨孔の高さ・外方3寸、髀関=大転子頂点の高さ。