26PM120第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)

季節に応ずる脈状で、8月下旬に鍼灸治療を行う場合、難経十五難に基づいて健康と判断するのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

難経十五難の四季の脈を問う問題です。8月下旬がどの季節にあたるかを判断することが第一歩です。

解説

難経十五難は、四季に応じた正常な脈状を示します。

春の脈は弦です。琴の弦を押さえるように、まっすぐ張った脈で、肝(木)に対応します。

**夏の脈は鈎(洪)**です。来るときに勢いがあり去るときに衰える、波のような脈で、心(火)に対応します。

秋の脈は毛です。羽毛に触れるように軽く浮いて軟らかい脈で、肺(金)に対応します。

冬の脈は石です。沈んで硬く、石を触れるような脈で、腎(水)に対応します。

なお、**脾(土)は特定の季節をもたず、各季節の終わりの18日間(土用)に応じるとされ、その脈は緩(代)**です。

重要なのは、健康な状態では、これらの季節の脈が「やや」現れる程度であり、必ず胃の気(穏やかで力のある拍動)を伴うという点です。季節の脈が極端に強く現れれば太過、弱すぎれば不及として病脈とみなされます。

さて、8月下旬がどの季節にあたるかを考えます。二十四節気では立秋がおよそ8月7日ごろであり、8月下旬はすでに立秋を過ぎているため、にあたります。したがって、健康と判断される脈はやや毛であり、正答は4です。暦の上での季節と体感の季節が異なる点に注意が必要です。

選択肢の確認

1.やや弦
誤り。春に応じる脈です。

2.やや鈎
誤り。夏に応じる脈です。

3.やや石
誤り。冬に応じる脈です。

4.やや毛
正しい。秋に応じる脈であり、8月下旬は立秋を過ぎた秋にあたります。

覚えるポイント

  • 四季の脈=春は弦、夏は鈎、秋は毛、冬は石。脾は各季の土用で緩(代)
  • 健康な脈は季節の脈がやや現れ、胃の気を伴う。強すぎれば太過、弱すぎれば不及。
  • 立秋はおよそ8月7日ごろ。暦の季節で判断する。
26PM11926PM121
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