26PM125|第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
医療面接で開放的質問に相当するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
医療面接における質問の型を区別する問題です。答え方が自由か、限定されるかで分けます。
解説
医療面接で用いる質問には、大きく2つの型があります。
開放的質問(オープンクエスチョン)は、患者が自由に、自分の言葉で答えられる質問です。「今日はどうされましたか」「その痛みについて詳しく教えてください」「その後いかがですか」などが該当します。面接の導入部で用いると、患者が話したいことを制限せずに引き出せるため、思いがけない重要な情報が得られます。また、患者に「聞いてもらえている」という安心感を与え、信頼関係の形成にも役立ちます。設問の「今日はどうされましたか」はこの典型であり、正答は1です。
閉鎖的質問(クローズドクエスチョン)は、「はい」「いいえ」や、特定の短い言葉で答えが決まる質問です。「いつから痛みますか」「アレルギーをおもちですか」「過去に大きな病気にかかったことがありますか」などが該当します。情報を確認し、絞り込み、整理するのに適しており、面接の中盤以降や、既往歴、服薬歴、アレルギー歴の確認で用います。
実際の医療面接では、開放的質問で始め、患者の話を傾聴した後、閉鎖的質問で必要な情報を確認していくという流れが基本です。この形は逆円錐にたとえられます。
そのほか、面接の技法として、傾聴、共感、うなずきやあいづち、繰り返し、要約、沈黙の尊重があり、患者が話しやすい環境(座る位置、視線の高さ、プライバシーの確保)を整えることも重要です。
選択肢の確認
1.今日はどうされましたか。
正しい。患者が自由に答えられる開放的質問です。
2.いつから痛みますか。
誤り。特定の答えを求める閉鎖的質問です。
3.アレルギーをおもちですか。
誤り。はいかいいえで答える閉鎖的質問です。
4.過去に大きな病気にかかったことがありますか。
誤り。同じく閉鎖的質問です。
覚えるポイント
- 開放的質問=自由に答えられる。導入部で用い、幅広く情報を引き出す。
- 閉鎖的質問=はい・いいえや特定の答え。確認と絞り込みに用いる。
- 面接は開放的質問から閉鎖的質問へ。傾聴、共感、要約が基本技法。