26PM141第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)

「筋内での置鍼中に強い響き感覚と鈍痛を生じたので、その位置より少しだけ鍼を引き上げ、しばらく留置してから再び筋中まで刺入した後抜鍼したところ、鈍痛を軽減させることができた。」刺鍼操作はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

刺鍼手技の操作内容と名称を結びつける問題です。引き上げてから再び刺入するという動きが手がかりです。

解説

設問の操作は、「筋内での置鍼中に強い響きと鈍痛が生じたので、その位置より少しだけ鍼を引き上げ、しばらく留置してから再び筋中まで刺入した後に抜鍼した」というものです。

間歇術は、目的の深さまで刺入した鍼を、いったん一部引き上げてしばらく留め、再び元の深さまで刺入するという操作を繰り返す手技です。刺激が強すぎるときに一時的に緩め、また与えるという性格をもち、刺激量を調節しながら効果を得るのに適します。設問の記述はこれに一致し、正答は4です。

他の選択肢を確認します。

屋漏術は、目的の深さを3段階(浅・中・深)に分け、各段階で雀啄などの手技を行いながら段階的に刺入し、抜鍼も3段階に分けて行う手技です。「屋漏」は雨だれが少しずつ落ちる様子を表します。段階を追って進める点で間歇術と似ていますが、引き上げて留め、また刺入するという往復ではなく、段階的な刺入と抜鍼である点が異なります。

随鍼術は、患者の呼吸に合わせて刺入する手技で、呼気時に鍼を進め、吸気時には止めることを繰り返して目的の深さまで刺入します。設問には呼吸に関する記載がありません。

内調術は、鍼を刺入した状態で保持し、患者に呼吸を調えさせながら、主として内臓機能の調整をはかる手技です。

なお、臨床上の注意として、強い響きや鈍痛が持続する場合は、刺激が過剰である可能性を考え、鍼の深さや刺激量を調節することが大切です。設問の対応はまさにその調節にあたります。

選択肢の確認

1.屋漏術
誤り。3段階に分けて刺入と抜鍼を行う手技です。

2.随鍼術
誤り。呼吸に合わせて刺入する手技です。

3.内調術
誤り。鍼を保持しながら呼吸を調えさせ、内臓機能の調整をはかる手技です。

4.間歇術
正しい。一部引き上げて留め、再び刺入する操作に一致します。

覚えるポイント

  • 間歇術=引き上げて留め、また刺入するの繰り返し。刺激量の調節に適する。
  • 屋漏術=3段階の刺入と抜鍼随鍼術=呼吸に合わせる内調術=呼吸を調えて内臓機能を調整
  • 強い響きや鈍痛が続くときは刺激過剰を疑い深さと刺激量を調節する。
26PM14026PM142
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