26PM82|第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)
ICFの「活動」に該当するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ICFの構成要素に、具体的な支援や出来事を当てはめる問題です。活動、参加、環境因子の3つを区別します。
解説
ICF(国際生活機能分類)は、生活機能を心身機能・身体構造、活動、参加の3レベルでとらえ、これに環境因子と個人因子という背景因子が相互に影響し合うモデルです。
活動は、課題や行為を個人が遂行することを指します。歩行、移動、身の回りの動作、コミュニケーションなど、「その人が何をできるか」という個人のレベルの行為です。
参加は、生活や人生の場面に関わることを指します。就労、就学、家庭内での役割、地域活動への参加など、社会的な役割を果たすレベルです。
環境因子は、物的環境、人的環境、制度的環境を指します。住宅や道路などの物理的環境、家族や支援者、そして法律や社会保障制度が含まれます。
これを踏まえると、義足作成は、切断により失われた歩行や移動という活動の遂行を可能にするための働きかけであり、活動のレベルに対応します。したがって正答は4です。
これに対し、復学は学生としての社会的役割に戻ることであり参加に、家屋改修は物的環境の整備であり環境因子に、障害年金受給は社会保障制度の利用であり環境因子に対応します。
選択肢の確認
1.復学
誤り。学生という社会的役割への関与であり、参加に該当します。
2.家屋改修
誤り。住環境の整備であり、環境因子に該当します。
3.障害年金受給
誤り。社会保障制度の利用であり、環境因子に該当します。
4.義足作成
正しい。歩行や移動という活動の遂行に直接働きかけるものです。
覚えるポイント
- ICF=心身機能・身体構造、活動、参加+環境因子・個人因子の相互作用。
- 活動=個人が課題を行うこと、参加=社会的役割を果たすこと。
- 住宅改修、福祉制度、支援者は環境因子。ICIDHのマイナス面中心から、生活機能というプラス面へ転換した点も重要。