26PM86第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)

医学的リハビリテーションで、在宅復帰への対応として積極的に推し進めるべきことはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

在宅復帰という目標に向けて、医学的リハビリテーションで特に重視すべきことを問う問題です。本人が生活を再構築できるかという視点で選びます。

解説

医学的リハビリテーションの最終的な目的は、機能を回復させること自体ではなく、その人が生活の場に戻り、自分らしく生活を再構築することです。

在宅復帰を実現するには、患者本人が障害を受け入れ、残された機能を活かして生活する意欲をもつことが不可欠です。障害を否認したままでは、訓練にも生活の工夫にも取り組めず、家庭での生活が成り立ちません。そのため、障害受容への援助が積極的に推し進めるべきこととなり、正答は2です。

障害受容の過程は、一般にショック期、否認期、混乱期(怒りや抑うつ)、解決への努力期、受容期という段階を経るとされます。この過程は一方向に進むとは限らず、行きつ戻りつするため、支援者は傾聴と共感を基本に、患者のペースに合わせて関わることが求められます。ピアサポート(同じ障害をもつ人との交流)も有効です。

他の選択肢を確認します。廃用性症候群の予防は極めて重要ですが、これは急性期から一貫して行う基本的な対応であり、在宅復帰の段階に特有の課題ではありません。職業訓練職業リハビリテーションの領域であり、医学的リハビリテーションの枠組みとは区別されます。麻痺の改善は機能回復訓練として取り組まれますが、回復には限界があり、それのみを追い求めると在宅復帰が遅れることがあります。残存機能の活用と環境調整に切り替える判断が必要です。

選択肢の確認

1.廃用性症候群の予防
誤り。重要ですが急性期から一貫して行う基本的な対応です。

2.障害受容への援助
正しい。生活の再構築の前提となり、在宅復帰に不可欠です。

3.職業訓練
誤り。職業リハビリテーションの領域です。

4.麻痺の改善
誤り。回復には限界があり、残存機能の活用への切り替えが必要になります。

覚えるポイント

  • リハビリテーションの4分野=医学的、職業的、教育的、社会的
  • 障害受容の過程=ショック期、否認期、混乱期、解決への努力期、受容期
  • 在宅復帰には障害受容、残存機能の活用、環境調整、家族支援が鍵。
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