26PM87第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)

サルコペニアで必ず減少するのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

サルコペニアの定義を問う問題です。必ず減少するものという条件に注意します。

解説

サルコペニアは、加齢に伴う骨格筋量の減少に、筋力低下または身体機能低下を伴う状態を指します。語源はギリシャ語の「筋肉(sarx)」と「喪失(penia)」です。

診断の枠組みは、骨格筋量の減少を必須とし、これに握力で評価する筋力低下、または歩行速度などで評価する身体機能低下のいずれかが加わることで確定します。したがって、サルコペニアで必ず減少するのは骨格筋量であり、正答は2です。骨格筋量は生体電気インピーダンス法(BIA)や二重エネルギーエックス線吸収測定法(DXA)で測定します。

他の選択肢を確認します。

骨密度の低下は骨粗鬆症で問題になるもので、サルコペニアと併存することは多いものの、定義上必ず減少するとは限りません。両者が合併した状態はオステオサルコペニアと呼ばれます。

循環血液量はサルコペニアの定義に含まれません。

脂肪量は必ずしも減少せず、むしろ**筋肉量が減りながら脂肪が増える(サルコペニア肥満)**という状態もあり、こちらはより転倒や代謝異常のリスクが高いとされます。

サルコペニアは、原発性(加齢のみ)と、活動不足、疾患(悪性腫瘍、臓器不全、炎症性疾患)、低栄養による二次性に分けられます。対策はレジスタンス運動と十分な蛋白質摂取が中心です。

選択肢の確認

1.骨密度
誤り。骨粗鬆症を合併しやすいものの、定義上必須ではありません。

2.骨格筋量
正しい。診断に必須の項目です。

3.循環血液量
誤り。定義に含まれません。

4.脂肪量
誤り。減少するとは限らず、サルコペニア肥満もあります。

覚えるポイント

  • サルコペニア=骨格筋量の減少(必須)+筋力低下(握力)または身体機能低下(歩行速度)
  • サルコペニア肥満は筋肉が減り脂肪が増える状態でリスクが高い。
  • 対策はレジスタンス運動と十分な蛋白質摂取。フレイル、ロコモティブシンドロームと関連。
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