26PM94|第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)
体重節痛を起こした場合、治療部位として適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
難経六十八難の五兪穴の主治を、部位の記述と結びつける問題です。まず「体重節痛」がどの兪穴の主治かを思い出します。
解説
難経六十八難には、五兪穴(井、滎、兪、経、合)の主治が次のように示されています。
井は心下満を主る、滎は身熱を主る、兪は体重節痛を主る、経は喘咳寒熱を主る、合は逆気して泄するを主る、です。
したがって、体重節痛(身体が重だるく関節が痛む)に対しては兪穴(輸穴)を用います。体の重だるさと関節痛は湿邪によく現れる症状であり、兪穴が対応するという結びつきです。
選択肢の部位が示す経穴を特定します。
「前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方」は中封で、足の厥陰肝経の経金穴です。
「第4・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部」は地五会で、足の少陽胆経の経穴です(五兪穴ではありません)。
「足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際」は然谷で、足の少陰腎経の滎火穴です。
「第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際」は束骨で、足の太陽膀胱経の兪木穴です。
したがって、兪穴に該当するのは束骨であり、正答は4です。陽経の五兪穴は井金、滎水、兪木、経火、合土、陰経は井木、滎火、兪土、経金、合水という五行配当もあわせて確認しておきます。
選択肢の確認
1.前脛骨筋腱内側の陥凹部、内果尖の前方
誤り。中封であり、肝経の経金穴です。
2.第4・第5中足骨間、第4中足指節関節近位の陥凹部
誤り。地五会であり、五兪穴ではありません。
3.足内側、舟状骨粗面の下方、赤白肉際
誤り。然谷であり、腎経の滎火穴です。
4.第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際
正しい。束骨であり、膀胱経の兪木穴です。
覚えるポイント
- 難経六十八難=井は心下満、滎は身熱、兪は体重節痛、経は喘咳寒熱、合は逆気而泄。
- 五行配当=陽経は井金・滎水・兪木・経火・合土、陰経は井木・滎火・兪土・経金・合水。
- 束骨=膀胱経の兪木穴(第5中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際)。