26PM98第26回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第26回午後(科目未分類)

足の太陽膀胱経の病証はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

経脈の走行から病証の分布を導く問題です。膀胱経がどこを通るかを思い浮かべます。

解説

足の太陽膀胱経は、目内眥(睛明)に起こり、前頭部から頭頂を経て頭頂で分かれ、後頭部から項部を下り、背部を脊柱の両側に沿って2行で下降し、殿部から下肢後面を通って**足の第5指外側(至陰)**に終わります。

この走行から、病証は次のようになります。頭痛(前頭部から後頭部)項背部のこわばりと痛み脊柱に沿った痛み腰が折れるような痛み、大腿後面から膝窩、下腿後面の痛み、痔などです。さらに、是動病には**狂癲疾(精神の異常)**が挙げられます。これは膀胱経が頭頂で督脈と交わり脳に連絡することによると説明されます。設問の「前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常」はこれに一致し、正答は2です。

他の選択肢が示す経脈を確認します。

前胸部・腹部・鼠径部の痛み、顔面の麻痺は、顔面から前頸部、胸腹部、大腿前面を下行する足の陽明胃経の病証です。

側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色のくすみは、外眼角から側頭部、体側、下肢外側を通る足の少陽胆経の病証です。面に微塵をかぶったようなつやのなさも胆経の特徴です。

腰部・大腿・下腿内側の痛み、顔色の黒ずみは、足底から下肢内側後面を上行する足の少陰腎経の病証です。顔色が黒くなるのは腎に対応する色が黒であることによります。

選択肢の確認

1.前胸部・腹部・鼠径部の痛み、顔面の麻痺
誤り。足の陽明胃経の病証です。

2.前頭部・後頭部・脊柱の痛み、精神異常
正しい。足の太陽膀胱経の走行と病証に一致します。

3.側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色のくすみ
誤り。足の少陽胆経の病証です。

4.腰部・大腿・下腿内側の痛み、顔色の黒ずみ
誤り。足の少陰腎経の病証です。

覚えるポイント

  • 膀胱経=目内眥から頭頂・後頭・項背・腰・下肢後面・足の第5指外側。頭痛、項背腰痛、痔、狂癲疾。
  • 胃経=顔面・前頸・胸腹・大腿前面胆経=外眼角・側頭・体側・下肢外側
  • 腎経=足底・下肢内側後面、顔色の黒ずみ。五色との対応(青肝、赤心、黄脾、白肺、黒腎)も確認。
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