27AM10|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
再興感染症はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
新興感染症と再興感染症の違いを問う問題です。「かつて減ったが再び問題になったもの」が再興感染症です。
解説
新興感染症は、かつて知られていなかった病原体により、新たに出現して公衆衛生上の問題となった感染症を指します。エボラ出血熱、後天性免疫不全症候群(AIDS)、重症急性呼吸器症候群(SARS)、ウエストナイル熱、腸管出血性大腸菌感染症などが該当します。
再興感染症は、いったん制圧されたか発生が減少していたのに、再び増加して問題となった感染症です。結核が代表で、ほかにマラリア、デング熱、狂犬病、ジフテリアなどが挙げられます。
日本の結核は、抗結核薬と生活水準の向上で大きく減少しましたが、高齢者の既感染者からの再燃、免疫抑制状態の患者の増加、多剤耐性結核菌の出現、集団感染の発生などにより、公衆衛生上の重要課題であり続けています。結核は感染症法の二類感染症であり、診断した医師は直ちに保健所長を経て都道府県知事に届け出ます。
選択肢の確認
1.SARS
誤り。2002年から2003年に出現した新興感染症です。
2.エボラ出血熱
誤り。1976年に確認された新興感染症です。
3.ウエストナイル熱
誤り。北米などで拡大した新興感染症です。
4.結核
正しい。いったん減少した後に再び問題となった代表的な再興感染症です。
覚えるポイント
- 新興感染症=新たに出現(SARS、エボラ出血熱、AIDS、ウエストナイル熱)。
- 再興感染症=再び増加(結核、マラリア、デング熱、狂犬病)。
- 結核は感染症法の二類感染症で、直ちに届出。