27AM22第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)

食道について正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 2

正答

2

この問題のポイント

食道の始まり、長さ、位置関係、生理的狭窄部を問う問題です。3つの狭窄部を言えるようにしておきます。

解説

食道は咽頭に続き、第6頸椎の高さ(輪状軟骨の下縁)で始まり、気管の後方を下行し、横隔膜の食道裂孔(第10胸椎の高さ)を貫いて胃の噴門に至ります。成人での長さはおよそ25センチメートルです。

食道には3つの生理的狭窄部があります。第1狭窄は起始部(食道入口部、輪状咽頭筋の部)、第2狭窄は気管分岐部の高さで、大動脈弓と左主気管支に前方から圧される部位です。第3狭窄は**横隔膜貫通部(食道裂孔)**です。これらは異物がとどまりやすく、腐食性物質による損傷や食道癌の好発部位としても重要です。設問の正答は第2狭窄に当たる記述です。

なお、食道の上部3分の1の筋層は骨格筋(横紋筋)、下部3分の1は平滑筋、中間は両者が混在します。粘膜上皮は重層扁平上皮で、胃との境で単層円柱上皮に変わります。

選択肢の確認

1.第3頸椎の高さで始まる。
誤り。第6頸椎の高さで始まります。

2.気管分岐部の高さで狭窄している。
正しい。大動脈弓と左主気管支に圧される第2狭窄部です。

3.気管の前を通る。
誤り。気管の後方を通ります。

4.成人では長さ約15cmである。
誤り。およそ25センチメートルです。

覚えるポイント

  • 食道は第6頸椎の高さで始まり、長さ約25センチメートル気管の後方を下行。
  • 生理的狭窄は起始部、気管分岐部(大動脈弓・左主気管支)、横隔膜貫通部の3か所。
  • 上部は横紋筋、下部は平滑筋、粘膜は重層扁平上皮
27AM2127AM23
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)