27AM26|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
皮膚について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
皮膚の層構造、発生由来、付属器の分布を問う問題です。表皮は外胚葉、真皮は中胚葉という発生由来が決め手になります。
解説
皮膚は表面から表皮、真皮、皮下組織の3層で構成されます。
表皮は重層扁平上皮(角化重層扁平上皮)であり、深部から角化に向かって基底層、有棘層、顆粒層、(手掌・足底では淡明層)、角質層が重なります。多列円柱上皮は気道などにみられる上皮で、皮膚ではありません。表皮は外胚葉由来です。
真皮は膠原線維と弾性線維に富む密性結合組織で、乳頭層と網状層に分かれ、血管、神経終末、感覚受容器を含みます。真皮は中胚葉に由来し、設問の正答となります。表皮が外胚葉、真皮が中胚葉という対比で覚えます。
毛は、皮膚表面に出ている部分を毛幹、皮膚の中に埋まっている部分を毛根といい、毛根の下端の膨らみが毛球、その中に毛乳頭が入り込んで栄養を供給します。設問の記述は毛幹と毛根が逆です。
汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があります。エクリン汗腺はほぼ全身に分布し、特に手掌、足底、額に密で、体温調節に関わる汗を分泌します。アポクリン汗腺は腋窩、外耳道、乳輪、外陰部などに限局します。
選択肢の確認
1.表皮は多列円柱上皮でできている。
誤り。角化する重層扁平上皮です。
2.真皮は中胚葉に由来する。
正しい。表皮は外胚葉、真皮は中胚葉由来です。
3.毛幹は皮膚内部に埋まっている。
誤り。皮膚内部にあるのは毛根で、毛幹は表面に出ている部分です。
4.エクリン汗腺は足底にはない。
誤り。足底はエクリン汗腺が特に密な部位です。
覚えるポイント
- 表皮=外胚葉・重層扁平上皮、真皮=中胚葉・密性結合組織。
- 毛は毛幹(外)と毛根(内)、毛球の中に毛乳頭。
- エクリン汗腺は全身、手掌・足底・額に密。アポクリン汗腺は腋窩など限局。