27AM3|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
患者に対する施術者の役割で適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
施術者と患者の関係のあり方を問う医療倫理の問題です。患者の自己決定を支える立場を選びます。
解説
現在の医療では、専門職が一方的に決めて患者を従わせるパターナリズム(父権主義)ではなく、患者が十分な説明を受けて自ら選択するインフォームド・コンセントと自己決定権の尊重が基本とされています。
この考え方に立つと、施術者の役割は、患者が自分で判断し行動できるように情報を提供し、支え、共に目標を立てる**援助者(支援者)**です。施術は施術者が患者に「してあげるもの」ではなく、患者の回復力を引き出すための協働作業と位置づけられます。
一方、管理者は患者を管理する立場、指導者は上から教え導く立場、保護者は判断能力のない者を代わって守る立場を意味し、いずれも成人の患者との関係としてはパターナリズム的で適切ではありません。
選択肢の確認
1.援助者
正しい。患者の自己決定を尊重し、回復を支える立場が適切です。
2.管理者
誤り。患者を管理する関係は自己決定の尊重に反します。
3.指導者
誤り。生活指導は行いますが、役割の本質を表す語としては上下関係が前面に出ます。
4.保護者
誤り。判断能力のある成人患者に対する立場としては適切ではありません。
覚えるポイント
- 施術者の基本的立場は援助者。
- インフォームド・コンセントと自己決定権の尊重が現代医療の原則。
- パターナリズムは避けるべき考え方として問われる。