27AM4第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)

我が国の2016年に発生した業務上疾病で最も多いのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

**業務上疾病(職業病)**の発生数の内訳を問う問題です。細かい数値よりも「圧倒的に多いのは腰痛」という順位を覚えているかが問われます。

解説

業務上疾病は、労働者が業務が原因で罹患した疾病で、労働基準法施行規則別表に列挙されています。近年の統計では、負傷に起因する疾病が全体の約7割を占め、そのうちの大部分が災害性腰痛です。したがって、単独の疾病としては腰痛が最も多く、全体のおよそ6割前後を占め続けています。

腰痛が多い背景には、介護・看護分野での移乗介助、運輸業や建設業での重量物の取扱い不自然な姿勢や長時間の同一姿勢があります。予防には、作業姿勢の改善、福祉用具や介助機器の活用、作業時間の管理などが重要です。

じん肺は粉じん作業による代表的な職業病ですが、粉じん対策の進展により新規発生は減少しています。心疾患は過重労働による脳・心臓疾患として労災認定されますが、件数としては腰痛よりはるかに少数です。酸素欠乏症はマンホールやタンク内などの閉鎖空間で起こる重篤な災害ですが、発生件数はごく少数です。

選択肢の確認

1.腰痛
正しい。負傷に起因する疾病のうち災害性腰痛が最も多く、業務上疾病全体の大きな割合を占めます。

2.じん肺
誤り。代表的な職業病ですが件数は多くありません。

3.心疾患
誤り。過重労働による労災認定はありますが少数です。

4.酸素欠乏症
誤り。重篤ですが発生件数はごくわずかです。

覚えるポイント

  • 業務上疾病で最多は腰痛(災害性腰痛)
  • 背景は介護・看護の移乗介助、重量物取扱い、不自然な姿勢
  • じん肺は粉じん作業、酸素欠乏症は閉鎖空間での作業が原因。
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