27AM30|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
基礎代謝量について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
基礎代謝量の定義と、性差、年齢差、季節差の方向を問う問題です。数値もおおよそ覚えておきます。
解説
基礎代謝量は、覚醒時に、食後12から15時間経過した空腹状態で、快適な室温のもと、安静仰臥位で測定した、生命維持に必要な最小のエネルギー代謝量です。
加齢による変化では、体重あたりの基礎代謝基準値は1歳から2歳ごろが最も高く、加齢とともに低下します。骨格筋量の減少が主な理由で、設問の正答となります。
性差では、同年齢で比較すると男性の方が高値です。男性は筋肉量が多く体脂肪率が低いためです。
季節差では、寒冷環境で熱産生が高まるため、冬に高く夏に低いという変動がみられます。設問の「夏は冬より高い」は逆です。
数値は、日本人の成人男性でおよそ1,500キロカロリー毎日、成人女性でおよそ1,100から1,200キロカロリー毎日です。2,600キロカロリーは活動量の多い人の1日の総エネルギー必要量に近い数値であり、基礎代謝量ではありません。
そのほか、甲状腺ホルモンの過剰(バセドウ病)や発熱で基礎代謝は亢進し、甲状腺機能低下症や低栄養では低下します。
選択肢の確認
1.夏は冬より高い。
誤り。冬の方が高くなります。
2.加齢によって低下する。
正しい。骨格筋量の減少などにより低下します。
3.同一年齢では女性の方が男性より高い。
誤り。男性の方が高値です。
4.日本人の成人男性では約2600kcal/日である。
誤り。およそ1,500キロカロリー毎日です。
覚えるポイント
- 基礎代謝の測定条件=覚醒、空腹、快適室温、安静仰臥位。
- 加齢で低下、男性>女性、冬>夏。
- 成人男性で約1,500キロカロリー毎日。甲状腺機能亢進や発熱で増加。