27AM31|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
交感神経活動の亢進によって起こるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
交感神経と副交感神経の作用の違いを問う問題です。「戦うか逃げるか」の状態で体はどうなるかを思い浮かべると整理できます。
解説
交感神経は活動時・緊張時に優位となり、心拍数増加、血圧上昇、瞳孔散大、気管支拡張、消化管運動抑制などをもたらします。
気管支平滑筋にはベータ2受容体が分布し、交感神経の興奮や副腎髄質から分泌されたアドレナリンによって**弛緩(気管支拡張)**します。より多くの空気を取り込むための反応で、これが正答です。気管支喘息の発作にベータ2刺激薬が使われるのもこの機序によります。
**排尿筋(膀胱平滑筋)の収縮は副交感神経(骨盤神経)**の働きです。交感神経(下腹神経)は排尿筋を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させて蓄尿に働きます。
**瞳孔括約筋の収縮(縮瞳)は副交感神経(動眼神経)**の働きです。交感神経は瞳孔散大筋を収縮させて散瞳を起こします。
内肛門括約筋は交感神経(下腹神経)により収縮し、副交感神経(骨盤神経)により弛緩します。設問の「弛緩」は逆です。
選択肢の確認
1.排尿筋の収縮
誤り。副交感神経(骨盤神経)の作用です。
2.気管支筋の弛緩
正しい。ベータ2受容体を介して気管支が拡張します。
3.瞳孔括約筋の収縮
誤り。副交感神経(動眼神経)による縮瞳です。
4.内肛門括約筋の弛緩
誤り。交感神経では収縮します。
覚えるポイント
- 交感神経=散瞳、気管支拡張、心拍数増加、消化管抑制、蓄尿(排尿筋弛緩・内括約筋収縮)。
- 副交感神経=縮瞳、気管支収縮、心拍数減少、消化促進、排尿(排尿筋収縮・内括約筋弛緩)。
- 気管支はベータ2受容体で弛緩。