27AM34|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
伸張反射の反射弓に含まれるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
伸張反射の反射弓を順にたどる問題です。単シナプス反射であることを押さえると選びやすくなります。
解説
伸張反射は、筋が急に伸ばされるとその筋自身が収縮する反射で、膝蓋腱反射やアキレス腱反射が代表です。姿勢の保持と筋緊張の調節を担います。
反射弓は次のようになります。受容器は筋内の筋紡錘で、筋の伸張を感知します。その情報はIa群求心性線維により脊髄後根から入り、脊髄前角でアルファ運動ニューロンに直接シナプスを作ります。アルファ運動ニューロンの興奮が同じ筋(伸ばされた筋)を収縮させます。したがって反射弓に含まれるのはアルファ運動ニューロンであり、これが正答です。
介在ニューロンを挟まないため単シナプス反射と呼ばれ、潜時が短いのが特徴です。反射中枢は脊髄であり、大脳皮質の運動野は関与しません。また、感覚情報が入るのは後根と前角であって、痛覚などが入る後角は経ない点が重要です。
Ib群求心性線維は筋の腱にあるゴルジ腱器官からの線維で、介在ニューロンを介してアルファ運動ニューロンを抑制する**Ib抑制(自原抑制)**に関わり、伸張反射とは別の経路です。
なお、伸張反射の感度はガンマ運動ニューロンが錘内筋線維を収縮させることで調節されます。
選択肢の確認
1.運動野
誤り。伸張反射は脊髄反射であり大脳皮質は含まれません。
2.脊髄後角
誤り。Ia線維は後根から入り前角のアルファ運動ニューロンに直接接続します。
3.IB群求心性線維
誤り。腱器官からの線維で、Ib抑制に関わります。
4.α運動ニューロン
正しい。前角にあり、伸張された筋を収縮させます。
覚えるポイント
- 伸張反射=筋紡錘→Ia線維→後根→前角のアルファ運動ニューロン→同じ筋の単シナプス反射。
- ゴルジ腱器官→Ib線維→介在ニューロン→抑制は別経路。
- 感度調節はガンマ運動ニューロン。