27AM36|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
排尿時に起こるのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
排尿と蓄尿を担う3つの神経を整理する問題です。骨盤神経、下腹神経、陰部神経の役割を対比します。
解説
膀胱と尿道の働きは3つの神経が調節します。
骨盤神経(副交感神経、S2からS4)は、排尿筋(膀胱平滑筋)を収縮させ、内尿道括約筋を弛緩させて排尿に働きます。
下腹神経(交感神経、T11からL2)は、排尿筋を弛緩させ、内尿道括約筋を収縮させて蓄尿に働きます。
**陰部神経(体性神経、S2からS4)**は、**外尿道括約筋(横紋筋)**を支配し、随意的に尿を止める働きをします。
排尿時には、骨盤神経の活動が亢進して排尿筋が収縮し、同時に下腹神経の活動が低下し、陰部神経の活動も低下して外尿道括約筋が弛緩します。したがって、正しいのは「陰部神経活動が低下する」であり、これが正答です。
排尿反射の中枢は仙髄(S2からS4)の排尿中枢にあり、上位では橋の排尿中枢が協調を担います。脊髄損傷や脳血管障害でこれらの経路が障害されると、尿閉や尿失禁が生じます。
選択肢の確認
1.下腹神経活動が亢進する。
誤り。下腹神経は蓄尿に働き、排尿時には活動が低下します。
2.外尿道括約筋が収縮する。
誤り。排尿時には弛緩します。
3.膀胱壁の平滑筋が弛緩する。
誤り。排尿筋は収縮します。
4.陰部神経活動が低下する。
正しい。外尿道括約筋が弛緩して排尿が起こります。
覚えるポイント
- 骨盤神経(副交感)=排尿、下腹神経(交感)=蓄尿、陰部神経(体性)=外尿道括約筋。
- 排尿時は骨盤神経亢進、下腹神経低下、陰部神経低下。
- 排尿中枢は仙髄S2からS4、上位中枢は橋。