27AM37|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
ホルモンとその作用の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
ホルモンと作用の組合せを問う問題です。血糖、代謝、炎症に対する方向が逆になっていないかを確かめます。
解説
プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳腺に働いて乳汁の産生を促進します。妊娠中は高値ですが、エストロゲンとプロゲステロンが乳汁分泌を抑えており、分娩後にこれらが低下することで実際の分泌が始まります。射乳(乳汁の排出)は下垂体後葉のオキシトシンが担います。これが正答です。
成長ホルモンは下垂体前葉から分泌され、骨端軟骨に作用して成長を促すほか、脂肪分解を促し、血糖を上昇させる作用をもちます。血糖値を低下させるのはインスリンです。
**甲状腺ホルモン(サイロキシン、トリヨードサイロニン)**は、全身の細胞の代謝を高め、基礎代謝を亢進させます。過剰になるバセドウ病では、体重減少、頻脈、発汗過多、手指振戦がみられます。低下させるという記述は逆です。
**糖質コルチコイド(コルチゾール)**は副腎皮質束状層から分泌され、糖新生の促進、蛋白異化、脂肪分解に加え、抗炎症作用と免疫抑制作用をもちます。炎症反応を亢進させるのではありません。
選択肢の確認
1.プロラクチン-乳汁産生促進
正しい。下垂体前葉から分泌され乳汁産生を促します。
2.成長ホルモン-血糖値低下
誤り。成長ホルモンは血糖を上昇させます。
3.甲状腺ホルモン-基礎代謝低下
誤り。基礎代謝を亢進させます。
4.糖質コルチコイド-炎症反応亢進
誤り。抗炎症作用をもちます。
覚えるポイント
- プロラクチン=乳汁産生、オキシトシン=射乳と子宮収縮。
- 成長ホルモンは血糖上昇、甲状腺ホルモンは基礎代謝亢進。
- 糖質コルチコイドは抗炎症・免疫抑制、糖新生促進。