27AM38第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)

生存している患者から病変部の組織を採取するのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

病理診断の種類を区別する問題です。生きている人か亡くなった人か組織か細胞かの2軸で分けます。

解説

**生検診断(バイオプシー)**は、生存している患者から病変部の組織の一部を採取し、標本を作製して顕微鏡で観察する診断法です。内視鏡下生検、針生検、切除生検などがあり、組織構築を含めて評価できるため、悪性か良性かの確定診断に用いられます。設問の記述そのものであり、正答です。

細胞診断(細胞診)は、喀痰、尿、腹水、擦過検体などから個々の細胞を集めて観察する方法です。患者への負担が少なくスクリーニングに適しますが、組織の構造は評価できないため、確定診断には生検が必要になることが多いという特徴があります。

**剖検診断(病理解剖)**は、死亡した患者を解剖して死因や病変の広がり、治療効果を明らかにするものです。生存している患者に対して行うものではありません。

機能診断は、呼吸機能検査や心電図のように臓器の働きを評価するもので、組織を採取する形態学的診断とは異なります。

選択肢の確認

1.生検診断
正しい。生存患者から病変部の組織を採取して診断します。

2.細胞診断
誤り。組織ではなく個々の細胞を観察します。

3.剖検診断
誤り。死亡後に行う病理解剖です。

4.機能診断
誤り。臓器の働きを調べるもので組織採取は行いません。

覚えるポイント

  • 生検=生きている人から組織、確定診断に有用。
  • 細胞診=細胞レベル、負担が少なくスクリーニング向き。
  • 剖検=死亡後の病理解剖
27AM3727AM39
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)