27AM39|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
Ⅲ型アレルギーによる疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
アレルギーの型分類を問う問題です。Ⅲ型は免疫複合体型という機序を押さえます。
解説
アレルギーはクームスとゲルの分類で4型(またはⅤ型を加えて5型)に分けられます。
Ⅰ型(即時型、アナフィラキシー型)はIgEが肥満細胞に結合し、抗原と反応してヒスタミンなどを遊離する反応です。気管支喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アナフィラキシーショックが該当します。
Ⅱ型(細胞傷害型)は、細胞表面の抗原にIgGやIgMが結合し、補体やマクロファージにより細胞が破壊されます。自己免疫性溶血性貧血、不適合輸血、特発性血小板減少性紫斑病、重症筋無力症などです。
**Ⅲ型(免疫複合体型)**は、抗原抗体複合体が組織に沈着し、補体を活性化して好中球を集め、組織を傷害します。急性糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、血清病、過敏性肺炎が代表で、設問の正答です。急性糸球体腎炎は、A群ベータ溶血性連鎖球菌感染の1から3週後に、免疫複合体が糸球体基底膜に沈着して血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧を起こします。
**Ⅳ型(遅延型、細胞性免疫型)**は感作T細胞による反応で、ツベルクリン反応、接触性皮膚炎、移植拒絶反応が該当します。
バセドウ病は、TSH受容体に対する自己抗体が受容体を刺激する**Ⅴ型(刺激型)**に分類されます。
選択肢の確認
1.気管支喘息
誤り。IgEによるⅠ型アレルギーです。
2.花粉症
誤り。Ⅰ型アレルギーです。
3.急性糸球体腎炎
正しい。免疫複合体が沈着するⅢ型アレルギーです。
4.甲状腺機能亢進症
誤り。バセドウ病は刺激型(Ⅴ型)に分類されます。
覚えるポイント
- Ⅰ型=IgE(喘息、花粉症、アナフィラキシー)。
- Ⅱ型=細胞傷害(溶血性貧血、不適合輸血)。
- Ⅲ型=免疫複合体(急性糸球体腎炎、SLE、血清病)。Ⅳ型=T細胞(ツベルクリン反応)。