27AM40|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
再生能力が最も低いのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
細胞の再生能力による分類を問う問題です。不安定細胞、安定細胞、永久細胞の3つに分けて考えます。
解説
細胞は再生能力によって次の3つに分類されます。
**不安定細胞(再生能力が高い)**は、生涯にわたり盛んに分裂する細胞で、表皮の基底細胞、消化管の粘膜上皮、造血細胞、精原細胞などです。
**安定細胞(通常は分裂しないが必要時に再生する)**は、**肝細胞、腎尿細管上皮、血管内皮細胞、線維芽細胞、平滑筋細胞、神経膠細胞(グリア細胞)**などです。肝臓は部分切除後に再生することでよく知られています。血管内皮細胞は損傷部を修復し、神経膠細胞は中枢神経の損傷部でグリア瘢痕をつくります。
**永久細胞(再生能力がほとんどない)**は、心筋細胞、骨格筋細胞、神経細胞です。心筋細胞は分化を終えており、心筋梗塞で壊死に陥った部分は再生せず、線維化して瘢痕となります。このため心機能は回復しにくく、心不全や心破裂の原因となります。よって再生能力が最も低いのは心筋細胞であり、正答です。
選択肢の確認
1.肝細胞
誤り。安定細胞で、部分切除後にも再生します。
2.心筋細胞
正しい。永久細胞で、壊死部は線維化して瘢痕となります。
3.神経膠細胞
誤り。安定細胞に分類され、増殖してグリア瘢痕を形成します。
4.血管内皮細胞
誤り。安定細胞で損傷部を修復します。
覚えるポイント
- 不安定細胞=表皮、消化管上皮、造血細胞。
- 安定細胞=肝細胞、腎尿細管、血管内皮、線維芽細胞、神経膠細胞。
- 永久細胞=心筋細胞、骨格筋細胞、神経細胞。心筋梗塞後は瘢痕化する。