27AM43第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)

免疫不全症でHIVによるのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

免疫不全症の原因を、先天性(原発性)か後天性(続発性)かで分ける問題です。

解説

後天性免疫不全症候群(AIDS)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染により生じる後天性の免疫不全です。HIVはCD4陽性Tリンパ球(ヘルパーT細胞)に感染して破壊するため、細胞性免疫が著しく低下します。CD4陽性細胞数が減少すると、ニューモシスチス肺炎、カンジダ症、サイトメガロウイルス感染症、非結核性抗酸菌症などの日和見感染や、カポジ肉腫、悪性リンパ腫などの悪性腫瘍を発症します。感染経路は性行為、血液(注射器の共用など)、母子感染です。設問の正答です。

無ガンマグロブリン血症は、B細胞の分化障害により免疫グロブリンが著しく減少する先天性の免疫不全で、液性免疫の障害により細菌感染を繰り返します。

重症複合性免疫不全症は、T細胞とB細胞の両方が障害される先天性の重篤な免疫不全です。

ディジョージ症候群は、胸腺と副甲状腺の低形成を伴う先天異常で、T細胞が減少して細胞性免疫が障害され、低カルシウム血症によるテタニーや心奇形を伴います。

選択肢の確認

1.無γグロブリン血症
誤り。先天性のB細胞系の免疫不全です。

2.重症複合性免疫不全症
誤り。先天性でT細胞とB細胞の両方が障害されます。

3.後天性免疫不全症候群
正しい。HIV感染によりCD4陽性T細胞が破壊されて生じます。

4.ディジョージ症候群
誤り。胸腺低形成による先天性のT細胞系免疫不全です。

覚えるポイント

  • AIDS=HIVがCD4陽性T細胞を破壊日和見感染とカポジ肉腫
  • HIVの感染経路は性行為、血液、母子感染
  • 先天性=無ガンマグロブリン血症、重症複合性免疫不全症、ディジョージ症候群
27AM4227AM44
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