27AM46|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
バレー徴候で患側上肢にみられる陽性所見はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**バレー徴候(上肢)**の陽性所見を問う問題です。軽い錐体路障害を見つけるための検査であることを理解します。
解説
バレー徴候(上肢)は、明らかな麻痺として現れる前の軽度の錐体路障害を検出する検査です。方法は、座位または立位で、両上肢を手掌を上に向けて(回外位で)前方に水平に挙上し、閉眼してその姿勢を保持させます。
錐体路障害があると、上肢の伸筋よりも屈筋の緊張が保たれやすく、また保持力が低下するため、患側の上肢は回内しながら徐々に下降します。したがって陽性所見として選択肢にあるのは下降するであり、これが正答です。閉眼させるのは、視覚による代償を除くためです。
外旋ではなく回内である点が引っかけになります。しびれの自覚は感覚障害の訴えであって、バレー徴候の陽性所見ではありません。振戦はパーキンソン病や本態性振戦、小脳性の企図振戦などでみられる不随意運動であり、この検査で判定するものではありません。
下肢では、腹臥位で膝を約135度屈曲させて保持させる**下肢バレー徴候(ミンガッツィーニ試験を含む)**があり、患側が徐々に下降します。
選択肢の確認
1.外旋する。
誤り。患側は回内します。
2.下降する。
正しい。回内しながら徐々に下降するのが陽性所見です。
3.振戦が出現する。
誤り。不随意運動の評価であり、この検査の所見ではありません。
4.しびれを自覚する。
誤り。感覚障害の訴えであり、運動麻痺の徴候ではありません。
覚えるポイント
- バレー徴候(上肢)=手掌を上にして両上肢を前方挙上、閉眼保持。
- 陽性=患側が回内しながら下降。軽度の錐体路障害を検出。
- 下肢バレー徴候は腹臥位で膝を屈曲保持させ、患側が下降。