27AM49|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
疾患と視診所見の組合せで誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
視診でわかる特徴的な所見と疾患の対応を問う問題です。水牛様肩がどの疾患の所見かが決め手になります。
解説
水牛様肩(バッファローハンプ)は、クッシング症候群でみられる所見です。糖質コルチコイドの過剰により脂肪が体幹に集まり、中心性肥満、満月様顔貌(ムーンフェイス)、水牛様肩が三つそろって現れます。ほかに、皮膚の菲薄化と赤紫色の皮膚線条、高血圧、高血糖、骨粗鬆症、易感染性を伴います。パーキンソン病の特徴は安静時振戦、筋強剛(歯車様)、無動、姿勢反射障害であり、視診では仮面様顔貌と前傾前屈姿勢が特徴です。したがって組合せが誤っているのは3であり、これが正答です。
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化により、神経の走行(デルマトーム)に沿って片側性に帯状の発赤と小水疱が出現します。胸背部は好発部位で、正しい組合せです。
肝硬変では、ビリルビンの上昇により**眼球結膜の黄染(黄疸)**がみられます。ほかに、くも状血管腫、手掌紅斑、女性化乳房、腹水も特徴的です。
バセドウ病では、メルゼブルグの三徴として甲状腺腫、頻脈、眼球突出がみられます。
選択肢の確認
1.帯状疱疹-胸背部の発赤・水疱
正しい組合せ。神経支配領域に沿って片側性に出現します。
2.肝硬変-眼球結膜の黄染
正しい組合せ。黄疸の所見です。
3.パーキンソン病-水牛様肩
誤っている組合せであり、これが正答。水牛様肩はクッシング症候群の所見です。
4.バセドウ病-眼球突出
正しい組合せ。メルゼブルグの三徴の一つです。
覚えるポイント
- クッシング症候群=中心性肥満、満月様顔貌、水牛様肩、皮膚線条。
- パーキンソン病=仮面様顔貌、前傾前屈姿勢、安静時振戦、歯車様筋強剛。
- バセドウ病=甲状腺腫、頻脈、眼球突出(メルゼブルグの三徴)。