27AM63|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
先端巨大症の原因とならないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
先端巨大症の原因を問う問題です。成長ホルモンやその放出ホルモンを産生するのはどれかという視点で選びます。
解説
先端巨大症(末端肥大症)は、骨端線閉鎖後に成長ホルモン(GH)が過剰となり、手足の末端、下顎、鼻、口唇、眉弓部などが肥大する疾患です。骨端線閉鎖前に起これば下垂体性巨人症となります。手足が大きくなって靴や指輪が合わなくなる、顔貌が変化する、といった訴えから気づかれます。合併症として、耐糖能障害・糖尿病、高血圧、心肥大、睡眠時無呼吸症候群、手根管症候群、大腸ポリープが知られます。
原因の大部分は下垂体前葉のGH産生腺腫です。腫瘍が大きくなると視交叉を圧迫して両耳側半盲を生じることがあります。
まれに、下垂体以外の腫瘍がGH放出ホルモン(GHRH)を異所性に産生して先端巨大症を起こします。代表が気管支カルチノイドや、**膵の神経内分泌腫瘍(膵頭部の腫瘍を含む)**です。
胃ポリープはホルモンを産生する腫瘍ではなく、先端巨大症の原因にはなりません。よって正答は2です。
選択肢の確認
1.膵頭部腫瘍
原因となりうる。膵の神経内分泌腫瘍が異所性にGHRHを産生することがあります。
2.胃ポリープ
原因とならず、これが正答。ホルモン産生腫瘍ではありません。
3.下垂体腺腫
原因となる。GH産生腺腫が最も多い原因です。
4.気管支カルチノイド
原因となりうる。異所性GHRH産生の代表です。
覚えるポイント
- 先端巨大症=骨端線閉鎖後のGH過剰。大部分は下垂体GH産生腺腫。
- 異所性GHRH産生=気管支カルチノイド、膵神経内分泌腫瘍。
- 合併症=糖尿病、高血圧、心肥大、睡眠時無呼吸、手根管症候群。腫瘍増大で両耳側半盲。