27AM67|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午前(科目未分類)
アデノウイルス感染症はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ウイルスと疾患の対応を問う問題です。代表的な小児感染症の原因ウイルスを整理します。
解説
アデノウイルスは多くの型をもち、次のような疾患を起こします。
流行性角結膜炎は、8型などによる結膜炎で、強い充血、眼脂、耳前リンパ節腫脹を伴い、角膜混濁を残すことがあります。感染力が強く、タオルや手指を介した接触感染で広がるため、いわゆる「はやり目」として集団感染を起こします。設問の正答です。
**咽頭結膜熱(プール熱)**も3型などのアデノウイルスによるもので、発熱、咽頭炎、結膜炎の三徴を示し、学校保健安全法の学校感染症に定められています。ほかに、流行性胃腸炎や出血性膀胱炎も起こします。
伝染性単核球症は**EBウイルス(エプスタイン・バーウイルス)**によるもので、発熱、咽頭痛、リンパ節腫脹、肝脾腫、異型リンパ球の出現がみられます。
手足口病はコクサッキーウイルスA群やエンテロウイルス71によるもので、手掌、足底、口腔内に水疱性の発疹が出ます。
突発性発疹は**ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)**などによるもので、乳児期に高熱が3日ほど続き、解熱とともに全身に発疹が出ます。
選択肢の確認
1.伝染性単核球症
誤り。EBウイルスによる疾患です。
2.流行性角結膜炎
正しい。アデノウイルスによる感染力の強い結膜炎です。
3.手足口病
誤り。コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによります。
4.突発性発疹
誤り。ヒトヘルペスウイルス6型などによります。
覚えるポイント
- アデノウイルス=流行性角結膜炎、咽頭結膜熱(プール熱)、流行性胃腸炎。
- EBウイルス=伝染性単核球症。コクサッキー・エンテロ=手足口病、ヘルパンギーナ。
- HHV-6=突発性発疹。