27PM112|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
経穴とその部位にある筋の支配神経の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
経穴の部位にある筋と、その支配神経を結びつける問題です。経穴の局所解剖を、筋と神経の両面から覚えているかが問われます。
解説
各選択肢を確認します。
偏歴は、前腕後外側、陽渓と曲池を結ぶ線上、手関節背側横紋の上方3寸にある手の陽明大腸経の絡穴です。この部の筋は長橈側手根伸筋や短橈側手根伸筋、長母指外転筋などで、いずれも橈骨神経の支配です。尺骨神経ではありません。
会宗は、前腕後面、尺骨の橈側縁、手関節背側横紋の上方3寸にある手の少陽三焦経の郄穴です。この部の筋は小指伸筋、尺側手根伸筋などで、**橈骨神経(後骨間神経)**の支配です。正中神経ではありません。
合陽は、下腿後面、腓腹筋外側頭と内側頭の間、膝窩横紋の下方2寸にある足の太陽膀胱経の経穴です。腓腹筋は脛骨神経の支配であり、組合せは正しくなります。したがって正答は3です。なお、膝窩には膝窩動脈と脛骨神経が走行するため、この付近の深刺には注意が必要です。
足三里は、下腿前外側、犢鼻と解渓を結ぶ線上、犢鼻の下方3寸にある足の陽明胃経の合土穴です。この部の筋は前脛骨筋であり、その支配は深腓骨神経です。深腓骨神経は総腓骨神経の枝ですが、組合せとして最も正確に対応しているのは3であり、こちらを選びます。
選択肢の確認
1.偏歴-尺骨神経
誤り。この部の伸筋群は橈骨神経の支配です。
2.会宗-正中神経
誤り。小指伸筋などは橈骨神経(後骨間神経)の支配です。
3.合陽-脛骨神経
正しい。腓腹筋は脛骨神経の支配です。
4.足三里-腓骨神経
誤り。前脛骨筋を支配するのは深腓骨神経であり、組合せとして最も適切なのは3です。
覚えるポイント
- 偏歴・会宗の部の伸筋群=橈骨神経支配。
- 合陽の部の腓腹筋=脛骨神経支配。膝窩は動脈と神経に注意。
- 足三里の部の前脛骨筋=深腓骨神経支配。