27PM114|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
皮下組織をつまみ上げて軽く圧迫すると、その部位にピリピリした異常な知覚が発生する反応点はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
**体表の反応点(良導点、圧痛点など)**の定義を区別する問題です。どんな操作で、どんな反応が出るかに注目します。
解説
設問は「皮下組織をつまみ上げて軽く圧迫すると、その部位にピリピリした異常な知覚が発生する反応点」です。これは撮診点の定義です。撮診(つまみ診)は、皮膚と皮下組織をつまみ上げて、痛み、過敏、硬さ、厚みの左右差などを調べる触診法で、内臓の異常が体表に投影された反応をとらえるとされます。したがって正答は1です。
丘疹点は、体表に現れる小さな隆起(丘疹)としてとらえられる反応点で、視診によって観察されるものです。つまみ上げて異常知覚が生じるという性質のものではありません。
良導点は、皮膚の電気抵抗が低く、通電しやすい点です。中谷義雄によって研究され、良導点が縦に連なったものが良導絡と呼ばれます。測定は専用の測定器で行い、皮膚通電抵抗の測定という電気的な手法によって同定されます。
トリガーポイントは、骨格筋内の索状硬結の中にある過敏な圧痛点で、圧迫すると離れた部位に特徴的な関連痛(放散痛)を再現することが特徴です。筋膜性疼痛症候群の診断と治療の中心となる概念で、局所単収縮反応(ローカルツイッチレスポンス)を伴うこともあります。「その部位にピリピリした知覚が出る」のではなく、離れた部位に痛みが再現される点が撮診点との違いです。
選択肢の確認
1.撮診点
正しい。つまみ上げて圧迫すると異常知覚が生じる反応点です。
2.丘疹点
誤り。視診でとらえられる小隆起の反応点です。
3.良導点
誤り。皮膚通電抵抗が低い点で、測定器で同定します。
4.トリガーポイント
誤り。圧迫により離れた部位に関連痛を再現する筋の圧痛点です。
覚えるポイント
- 撮診点=つまみ上げて異常知覚。丘疹点=視診でわかる小隆起。
- 良導点=皮膚通電抵抗が低い点、連なると良導絡。
- トリガーポイント=索状硬結中の圧痛点で、離れた部位に関連痛を再現。