27PM115第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)

脈証と治療方針の組み合わせで最も適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

脈状の表現から病証を読み取り、治療方針を導く問題です。まず脈の名前を特定し、次にその病態を考えます。

解説

各選択肢の脈状を特定します。

ざらざらとして流れの悪い脈は**濇脈(渋脈)です。血の流れが渋滞していることを示し、気滞や瘀血、あるいは血虚や津液不足を反映します。とくに気滞血瘀による場合、治療方針は気を巡らせ、血を活かす(理気活血)**ことになり、記述が一致します。したがって正答は1です。取穴では、膈兪(血会)、血海、三陰交、太衝、合谷などが用いられます。

輪郭は触れるが中が空虚な脈芤脈です。ネギの茎を押さえたように、浮いて大きく、中が空という脈で、急激な失血や大量の発汗による津液の消耗を示します。したがって治療方針は血と津液を補い、気を固めることであり、「肝の疏泄を調節する」は当てはまりません。

玉が転がるような脈滑脈です。痰湿、食滞、実熱、妊娠を示します。したがって方針は化痰除湿や消食導滞であり、「心熱を清瀉する」は当てはまりません。

絹糸に触れるような力のある脈弦脈です。まっすぐ張った弦を押さえるような脈で、肝胆の病、気滞、疼痛、痰飲を示します。したがって方針は疏肝理気であり、「気血を補益する」は当てはまりません。

選択肢の確認

1.ざらざらとして流れの悪い脈-気を巡らせ活血する。
正しい。濇脈であり、気滞血瘀に対する理気活血が適切です。

2.輪郭は触れるが中が空虚な脈-肝の疏泄を調節する。
誤り。芤脈は失血や津液の消耗を示し、補血が主眼です。

3.玉が転がるような脈-心熱を清瀉する。
誤り。滑脈は痰湿や食滞を示し、化痰除湿が主眼です。

4.絹糸に触れるような力のある脈-気血を補益する。
誤り。弦脈は肝胆の病や気滞を示し、疏肝理気が主眼です。

覚えるポイント

  • 濇脈=ざらざらと渋る。気滞血瘀、血虚。方針は理気活血
  • 芤脈=中が空虚。失血、津液の消耗。滑脈=玉が転がる。痰湿、食滞、妊娠。
  • 弦脈=張った弦のよう。肝胆の病、気滞、疼痛。方針は疏肝理気
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