27PM149|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
筋けいれんに対する鍼治療の目的はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鍼灸の治療的作用の分類を問う問題です。亢進しているものを抑えるのか、低下しているものを高めるのかで分けます。
解説
鍼灸の治療的作用は、一般に次のように分類されます。
調整作用は、生体機能を正常な状態に近づける作用で、興奮作用(低下した機能を高める)と鎮静作用(亢進した機能を抑える)に分けられます。
誘導作用は、血流を目的の部位に誘導する作用で、患部誘導法(患部に施術して血流を集める)と健部誘導法(患部から離れた健常部に施術して血液を移す)があります。
反射作用は、体性-内臓反射などを介して離れた部位の機能を変化させる作用です。
防衛作用は、白血球の増加や食作用の亢進など、生体の防御機能を高める作用です。
転調作用は、自律神経の失調やアレルギー体質など、体質そのものを改善する作用です。
消炎作用は、白血球の増加や血流改善により炎症の治癒を促す作用、矯正作用は、骨格の変位や姿勢の異常を整える作用です。
筋けいれんは、筋の緊張が異常に亢進している状態です。したがって、これを抑える目的で行うのは鎮静作用であり、正答は1です。同様に、疼痛、興奮、痙攣に対しては鎮静作用が目的となり、逆に知覚鈍麻や運動麻痺、内臓機能の低下に対しては興奮作用が目的となります。
選択肢の確認
1.鎮静作用
正しい。亢進した筋緊張を抑える目的に合致します。
2.転調作用
誤り。体質改善を目的とする作用です。
3.防衛作用
誤り。白血球の増加など生体防御を高める作用です。
4.矯正作用
誤り。骨格の変位や姿勢の異常を整える作用です。
覚えるポイント
- 調整作用=興奮作用(低下を高める)と鎮静作用(亢進を抑える)。
- 誘導作用=患部誘導法と健部誘導法。
- 防衛作用=白血球増加と食作用亢進、転調作用=体質改善、反射作用、消炎作用、矯正作用。