27PM152第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)

艾の燃焼に関して正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

艾の質と燃焼特性の関係を問う問題です。硬さ、湿り気、精製度がそれぞれ温度と時間にどう影響するかを整理します。

解説

艾はヨモギの葉の裏にある毛茸(もうじょう)と腺毛を精製して作られます。精製の度合いにより性質が変わります。

良質艾(上級艾)は、葉肉などの夾雑物が少なく、毛茸の割合が高いもので、色は淡く(白っぽく)、軽くて柔らかく、独特の芳香があります。特徴は、燃焼温度が低く、燃焼が速く、煙が少なく、点火しやすいことです。低い温度で穏やかに燃えるため、透熱灸など皮膚に直接置く灸に適します。したがって「良質艾は燃焼温度が低い」は正しく、正答は2です。

**粗悪艾(下級艾)**は夾雑物が多く、色が濃く、重く硬い感触で、燃焼温度が高く、煙とにおいが多いという特徴があります。そのため直接皮膚に置く灸には適さず、温灸や灸頭鍼などに用いられます。

ひねり方による違いも重要です。硬くひねると、密度が高くなるため燃焼温度が高くなり、燃焼時間も長くなります。逆に軟らかくひねると、燃焼温度は低く、燃焼時間は短くなります。したがって「軟らかくひねると燃焼時間が長い」も「硬くひねると燃焼温度は低い」も、いずれも逆であり誤りです。

湿り気についても、乾いた艾はよく燃えて燃焼時間が短く、湿った艾は点火しにくく燃えにくくなります。したがって「乾いた艾は燃焼時間が長い」は誤りです。艾は湿気を避けて保管します。

選択肢の確認

1.軟らかくひねると燃焼時間が長い。
誤り。軟らかくひねると燃焼時間は短くなります。

2.良質艾は燃焼温度が低い。
正しい。夾雑物が少なく、低温で速く燃えます。

3.乾いた艾は燃焼時間が長い。
誤り。乾いた艾はよく燃え、燃焼時間は短くなります。

4.硬くひねると燃焼温度は低い。
誤り。硬くひねると燃焼温度は高くなります。

覚えるポイント

  • 良質艾=夾雑物が少なく、色が淡く軽い。燃焼温度が低く、煙が少ない。透熱灸向き。
  • 粗悪艾=燃焼温度が高く煙が多い。温灸や灸頭鍼向き。
  • 硬くひねると高温で長く燃える軟らかくひねると低温で短く燃える。艾は乾燥保存。
27PM15127PM153
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