27PM154|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
灸あたりの症状はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
**灸あたり(灸の副反応)**の症状を問う問題です。全身性の一過性の不調という性質を押さえます。
解説
灸あたりは、施灸後に生じる一過性の全身的な不調で、刺激量が体力や体調に対して過剰であった場合に起こりやすくなります。
主な症状は、全身倦怠感、脱力感、めまい、頭重感、眠気、食欲不振、微熱、悪心などです。したがって正答はめまいです。多くは半日から1日程度で自然に回復しますが、患者に不安を与えないよう、あらかじめ起こりうることを説明しておくことが大切です。対応としては、安静と保温、水分補給を行い、次回以降は刺激量(壮数、艾炷の大きさ、施灸部位の数)を減らすことで予防します。
とくに、初めて灸を受ける人、疲労している人、空腹時や食直後、飲酒後、睡眠不足のとき、高齢者や虚弱な人では起こりやすいため、施術前の問診で体調を確認することが重要です。
他の選択肢を確認します。
チアノーゼは、還元ヘモグロビンの増加により口唇や爪床が青紫色になる所見で、低酸素血症や循環不全を示す危険な徴候です。灸あたりの症状ではなく、これがみられれば施術を中止し医療機関の受診が必要です。
胸痛は、狭心症や心筋梗塞、肺塞栓症、気胸など、緊急性の高い疾患を示唆する症状であり、灸あたりの症状ではありません。
しびれは、神経の障害や圧迫、血流障害などによる感覚異常であり、灸あたりの全身症状には含まれません。
選択肢の確認
1.めまい
正しい。全身倦怠感などとともに灸あたりの代表的な症状です。
2.チアノーゼ
誤り。低酸素血症や循環不全を示す危険な徴候です。
3.胸痛
誤り。緊急性の高い疾患を示唆する症状です。
4.しびれ
誤り。神経障害や血流障害による感覚異常です。
覚えるポイント
- 灸あたり=全身倦怠感、めまい、頭重、眠気、食欲不振、微熱。一過性で数時間から1日で回復。
- 起こりやすいのは初回、疲労時、空腹時や食直後、飲酒後、高齢者や虚弱者。
- 対応=安静、保温、水分補給。次回は刺激量を減らす。