27PM92|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
臓腑と生理作用の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
六腑の生理作用を対応させる問題です。受納、腐熟、降濁、化物、伝化という用語がどの腑のものかを整理します。
解説
六腑は伝化の腑と呼ばれ、飲食物を受け入れ、消化し、送り、排出する働きを担います。
胃の働きは、受納(飲食物を受け入れる)、腐熟(飲食物をドロドロに消化する)、降濁(消化したものを下方の小腸へ降ろす)です。胃は通降を以て順とするとされ、この降濁が失調すると気が逆上し、悪心、嘔吐、噯気(げっぷ)、しゃっくりが生じます。設問の「胃-降濁」は正しく、正答となります。なお、脾は昇清を担い、胃の降濁と対をなします。
小腸の働きは、**受盛化物(胃から送られた内容物を受け取り、さらに消化する)**と、**泌別清濁(水穀を清と濁に分け、清は脾へ、濁のうち固形は大腸へ、水分は膀胱へ送る)**です。したがって「小腸-受納」は誤りで、受納は胃の働きです。また「大腸-化物」も誤りで、化物は小腸の働きです。
大腸の働きは、伝化糟粕(残りかすを送って糞便として排出する)と津液の吸収です。
胆は、胆汁を貯蔵・排泄し、決断を主るとされます。奇恒の腑にも数えられる特殊な腑です。「胆-腐熟」は誤りで、腐熟は胃の働きです。
選択肢の確認
1.小腸-受納
誤り。受納は胃の働きで、小腸は受盛化物と泌別清濁を行います。
2.胃-降濁
正しい。胃は受納・腐熟・降濁を担います。
3.大腸-化物
誤り。化物は小腸の働きで、大腸は伝化糟粕を行います。
4.胆-腐熟
誤り。腐熟は胃の働きで、胆は胆汁の貯蔵・排泄と決断を主ります。
覚えるポイント
- 胃=受納・腐熟・降濁、脾=運化・昇清・統血。
- 小腸=受盛化物・泌別清濁、大腸=伝化糟粕。
- 胆=胆汁の貯蔵と排泄、決断を主る。奇恒の腑にも属する。