27PM93|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
胆経の病でみられるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
**経脈病証(是動病)**の症状を経脈に結びつける問題です。胆(肝胆)と気の巡りの関係が手がかりになります。
解説
足の少陽胆経の是動病には、口苦、善太息(嘆息、しばしばため息をつくこと)、心脇痛、寝返りが打てない、顔面に微塵をかぶったようなつやのなさ、身体につやがない、足の外側が熱するなどが挙げられます。
**嘆息(ため息)**は、気の流れが滞ったときに、それを通そうとして現れる症状です。胆は肝と表裏をなし、**肝胆の疏泄失調(気滞)**があると、胸脇部の張り、イライラ、ため息が生じます。したがって胆経の病でみられるのは嘆息であり、正答です。
**喘息(息切れ、呼吸困難)**は、肺の機能失調と関係が深く、手の太陰肺経の病証としてみられます。
**噴嚏(くしゃみ)**は、肺と鼻の関係から生じる症状で、風寒の外邪が肺衛を犯したときや、足の太陽膀胱経の病証としても挙げられます。
**吃逆(しゃっくり)**は、胃気の上逆によるもので、胃の降濁失調と関係します。
このように、症状を訴える言葉からどの臓腑の失調かを推定し、それに対応する経脈を選ぶという流れで考えます。
選択肢の確認
1.嘆息
正しい。気滞を反映する症状で、胆経(肝胆の疏泄失調)の病証にみられます。
2.喘息
誤り。肺の機能失調に関係します。
3.噴嚏
誤り。肺と鼻に関係する症状です。
4.吃逆
誤り。胃気の上逆によるものです。
覚えるポイント
- 胆経の是動病=口苦、善太息(嘆息)、心脇痛、面に微塵をかぶったよう。
- 嘆息=気滞のサイン。肝胆の疏泄失調で現れる。
- 喘息=肺、吃逆=胃気上逆、噴嚏=肺・鼻。