27PM94|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
気血を化生する臓はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
五臓の生理作用のうち、気血をつくり出す臓を問う問題です。「後天の本」という言葉が鍵になります。
解説
脾は、運化を主る臓です。運化とは、飲食物を消化吸収して水穀の精微をつくり、これを全身に運ぶ働きです。水穀の精微は気と血の材料となるため、脾は気血生化の源、後天の本と呼ばれます。したがって気血を化生する臓は脾であり、正答です。
脾の働きはほかに、昇清(清らかな精微を上方の心肺へ持ち上げる)、統血(血が脈外に漏れないように統括する)、肌肉と四肢を主る、口に開竅し、その華は唇にあるがあります。脾気が虚すと、食欲不振、腹満、軟便、倦怠感、四肢の無力、内臓下垂、月経過多や皮下出血などの出血傾向が現れます。
肝は疏泄を主り、血を蔵し(蔵血)、筋を主り、目に開竅します。血を貯蔵し配分しますが、血をつくるのは脾です。
心は血脈を主り、神志(精神活動)を主り、舌に開竅します。血をめぐらせる働きが中心です。
腎は精を蔵し(蔵精)、水を主り、納気を主り、骨と髄を主る臓で、先天の本と呼ばれます。腎精は骨髄を生じて血の生成を助けるとされますが、直接に気血を化生する中心は脾です。
選択肢の確認
1.肝
誤り。疏泄と蔵血を主り、血を貯蔵・配分します。
2.心
誤り。血脈と神志を主ります。
3.脾
正しい。運化により水穀の精微をつくる気血生化の源です。
4.腎
誤り。精を蔵する先天の本です。
覚えるポイント
- 脾=運化・昇清・統血、気血生化の源、後天の本。
- 腎=蔵精、先天の本。肝=疏泄・蔵血、心=血脈・神志。
- 脾気虚=食欲不振、軟便、倦怠感、内臓下垂、出血傾向。