27PM99|第27回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第27回午後(科目未分類)
大腸の病変に用いる下合穴はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
下合穴を問う問題です。六腑の病に用いる、下肢にある特別な要穴という位置づけを押さえます。
解説
下合穴は、六腑の気が下肢の三陽経に合流する穴で、「合治内腑」の考えに基づき、六腑の病変の治療と診断に用います。上肢や体幹ではなく、いずれも下肢にあることが特徴です。
六腑の下合穴は次のとおりです。
胃は足三里(足の陽明胃経)、大腸は上巨虚(足の陽明胃経)、小腸は下巨虚(足の陽明胃経)です。大腸と小腸の下合穴が、大腸経・小腸経ではなく胃経上にある点が最大のポイントで、試験で繰り返し問われます。
胆は陽陵泉(足の少陽胆経)、膀胱は委中(足の太陽膀胱経)、三焦は委陽(足の太陽膀胱経)です。
したがって、大腸の病変に用いる下合穴は上巨虚であり、正答となります。上巨虚は、下腿前外側、犢鼻と解渓を結ぶ線上、犢鼻の下方6寸に取ります。足三里の下方3寸と覚えると位置がつかみやすくなります。
陽陵泉は胆の下合穴であると同時に八会穴の筋会でもあります。足三里は胃の下合穴であり、合土穴、四総穴(腹部)でもあります。委陽は三焦の下合穴で、膝後外側の大腿二頭筋腱の内側縁に取ります。
選択肢の確認
1.陽陵泉
誤り。胆の下合穴であり、八会穴の筋会でもあります。
2.足三里
誤り。胃の下合穴です。
3.上巨虚
正しい。大腸の下合穴で、胃経上にあります。
4.委陽
誤り。三焦の下合穴です。
覚えるポイント
- 下合穴=胃は足三里、大腸は上巨虚、小腸は下巨虚(いずれも胃経上)。
- 胆は陽陵泉、膀胱は委中、三焦は委陽。
- 「合治内腑」=六腑の病は下合穴で治す。