28AM10|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)に定められた感染症で致命率が最も高いのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
感染症法における感染症の分類と致命率を結び付ける問題です。
一般に、分類が上位(一類)であるほど重篤性が高く設定されています。分類を手がかりにすると判断しやすくなります。
解説
エボラ出血熱は感染症法の一類感染症で、発熱、出血傾向、多臓器障害をきたし、流行によっては致命率が数十パーセントに達する極めて重篤な感染症です。選択肢の中では致命率が最も高くなります。
中東呼吸器症候群(MERS)は二類感染症で、重症肺炎を起こし致命率も高いものの、エボラ出血熱には及びません。
腸管出血性大腸菌感染症は三類感染症で、溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすことがありますが、致命率はこれらより低くなります。デング熱は四類感染症で、通常は経過良好です。
選択肢の確認
1.エボラ出血熱
正しい。一類感染症で、選択肢の中で致命率が最も高い感染症です。
2.中東呼吸器症候群(MERS)
誤り。二類感染症で重症肺炎を起こし致命率も高いのですが、エボラ出血熱より低くなります。
3.腸管出血性大腸菌感染症
誤り。三類感染症で、溶血性尿毒症症候群を合併しうるものの、致命率は上記より低くなります。
4.デング熱
誤り。四類感染症で、多くは発熱と発疹で経過し、致命率は低くなります。
覚えるポイント
- 一類=エボラ出血熱、痘そう、ペスト、ラッサ熱など、最も重篤な感染症。
- 二類=結核、ジフテリア、MERS、鳥インフルエンザ(H5N1)など。
- 三類=コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフスなど。
- 四類=デング熱、マラリア、狂犬病、E型肝炎など、動物や飲食物を介するもの。