28AM11|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
曝露群が非曝露群に比べて何倍疾病に罹りやすいかを示す疫学指標はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
疫学指標の意味を区別する問題です。
「何倍かかりやすいか」という比の指標か、「どれだけ増えたか」という差の指標かを見分けます。問題文の「何倍」という言葉が手がかりです。
解説
相対危険は、曝露群の罹患率を非曝露群の罹患率で割った値で、曝露によって何倍かかりやすくなるかを表します。原因と結果の関連の強さを示す指標です。
寄与危険は、曝露群の罹患率から非曝露群の罹患率を引いた差で、曝露によってどれだけ罹患が上乗せされたかを表します。曝露をなくせば防げる分を示すため、公衆衛生対策の効果を考えるときに使います。
寄与危険割合は、曝露群の罹患のうち曝露のせいで生じた割合を示します。集団寄与危険は、集団全体の罹患率のうち曝露に起因する分を示します。
選択肢の確認
1.相対危険
正しい。曝露群の罹患率を非曝露群の罹患率で割った比であり、何倍かかりやすいかを示します。
2.寄与危険
誤り。曝露群と非曝露群の罹患率の差で、曝露によって増えた罹患の大きさを示します。
3.寄与危険割合
誤り。曝露群の罹患のうち曝露に起因する割合を示す指標です。
4.集団寄与危険
誤り。集団全体の罹患率のうち曝露に起因する部分を示す指標です。
覚えるポイント
- 相対危険=割り算(比)、関連の強さを示す。
- 寄与危険=引き算(差)、対策で減らせる量を示す。
- 症例対照研究では相対危険の近似としてオッズ比を用いる。
- 「何倍」なら比、「どれだけ」なら差、と読み替える。