28AM16|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
発生について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
発生学の基本事項を問う問題です。
受精の場所、着床する時期の胚の名前、三胚葉から何ができるか、胎盤で母体血と胎児血が接するかどうか、という四つの基本を確認します。
解説
真皮は中胚葉に由来する結合組織です。皮膚は、表面の表皮が外胚葉由来、その下の真皮と皮下組織が中胚葉由来という二層構造でできています。中胚葉からはほかに、骨、軟骨、骨格筋、心臓や血管、腎臓なども分化します。
受精は膣内ではなく、卵管膨大部で起こります。受精卵は分裂しながら子宮へ移動し、胚盤胞の段階で子宮内膜に着床します。桑実胚は胚盤胞の一つ前の段階です。
胎盤では、母体血と胎児血は胎盤の関門を挟んで接するだけで、直接混ざり合うことはありません。酸素や栄養、老廃物はこの関門を通して受け渡されます。
選択肢の確認
1.精子と卵子は膣内で受精する。
誤り。受精は卵管膨大部で起こります。
2.着床は桑実胚の段階で起こる。
誤り。着床するのは胚盤胞の段階です。桑実胚はその前段階です。
3.真皮は中胚葉から分化する。
正しい。表皮は外胚葉由来、真皮は中胚葉由来です。
4.胎盤では母体と胎児の血液が混ざり合う。
誤り。胎盤の関門を介して物質が交換されるだけで、血液は混ざりません。
覚えるポイント
- 外胚葉=表皮、神経系、感覚器の一部。
- 中胚葉=真皮、骨、軟骨、骨格筋、心血管系、腎臓。
- 内胚葉=消化管上皮、肝臓、膵臓、呼吸器上皮。
- 受精は卵管膨大部、着床は胚盤胞の段階。