28AM20第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)

胎児循環で酸素を最も多く含む血液が流れているのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

胎児循環で、どの血管を酸素の多い血液が流れるかを問う問題です。

胎児では肺ではなく胎盤でガス交換が行われます。「胎盤から胎児へ戻る血管はどれか」と読み替えると解けます。

解説

胎児では、胎盤で母体血との間で酸素と二酸化炭素の交換が行われます。胎盤で酸素を受け取った血液は臍静脈を通って胎児へ戻ります。したがって、胎児循環で最も酸素飽和度が高いのは臍静脈です。

臍静脈の血液は肝臓の一部を迂回する静脈管(アランチウス管)を通って下大静脈に入り、そこで下半身からの静脈血と混じるため酸素濃度は下がります。右心房に入った血液の多くは卵円孔を通って左心房へ流れ、左心室から上行大動脈を経て脳や上肢へ送られます。

一方、臍動脈は胎児から胎盤へ向かう血管で、二酸化炭素や老廃物を多く含む血液が流れます。名前と流れる血液の性質が逆になる点が要注意です。

選択肢の確認

1.臍静脈
正しい。胎盤で酸素を受け取った血液が胎児へ戻る血管で、最も酸素を多く含みます。

2.下大静脈
誤り。臍静脈からの血液が下半身の静脈血と混じるため、臍静脈より酸素濃度は低くなります。

3.上行大動脈
誤り。比較的酸素の多い血液が流れますが、心房・心室で混合を受けるため臍静脈には及びません。

4.臍動脈
誤り。胎児から胎盤へ向かう血管で、酸素は最も少なくなります。

覚えるポイント

  • 臍静脈=胎盤から胎児へ、酸素が最も多い。
  • 臍動脈=胎児から胎盤へ、酸素が最も少ない。
  • 胎児循環の短絡路は静脈管、卵円孔、動脈管の三つ。
  • 出生後、臍静脈は肝円索、静脈管は静脈管索、動脈管は動脈管索となる。
28AM1928AM21
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