28AM24|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
成人の脊髄円錐の高さはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
**脊髄の下端(脊髄円錐)**の高さを問う問題です。
脊柱と脊髄の長さの差を理解しているかが問われます。腰椎穿刺の高さとも関係する重要事項です。
解説
成人では脊髄は脊柱より短く、下端の脊髄円錐は第1腰椎から第2腰椎の高さで終わります。その先は終糸となり、脊髄から出た腰仙部の神経根が束になって下方へ走ります。これが馬尾です。
胎児期には脊髄が脊柱管の全長を占めていますが、成長に伴い脊柱の伸びが脊髄より大きいため、相対的に脊髄下端の位置が上がります。新生児では第3腰椎程度まで達しています。
腰椎穿刺は脊髄本体を傷つけないよう、脊髄円錐より下の高さで行われます。腰部への深い刺鍼を考えるうえでも、この位置関係の理解が重要です。
選択肢の確認
1.第11胸椎
誤り。脊髄円錐の位置としては高すぎます。
2.第2腰椎
正しい。成人の脊髄円錐は第1腰椎から第2腰椎の高さで終わります。
3.第4腰椎
誤り。この高さにはすでに馬尾があります。左右の腸骨稜を結ぶヤコビー線の高さの目安でもあります。
4.仙骨
誤り。この高さに脊髄本体はありません。
覚えるポイント
- 成人の脊髄円錐は第1〜2腰椎の高さ。
- その下は馬尾と終糸になる。
- ヤコビー線は左右の腸骨稜を結ぶ線で、第4腰椎棘突起の高さの目安。
- 脊髄が脊柱より短いため、脊髄分節と椎骨の高さはずれる。