28AM25|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
脛骨神経について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
脛骨神経の起始、走行、支配筋を問う問題です。
坐骨神経が総腓骨神経と脛骨神経に分かれること、それぞれの通り道と支配筋を整理します。
解説
脛骨神経は仙骨神経叢から起こる坐骨神経の枝です。坐骨神経は梨状筋下孔を通って殿部に出て、大腿後面を下り、膝窩の上方で脛骨神経と総腓骨神経に分かれます。
脛骨神経は膝窩のほぼ中央を垂直に下り、ヒラメ筋腱弓の下をくぐって下腿後面の深部に入ります。下腿三頭筋、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋などの下腿屈筋群を支配し、内果の後方を通って足底に達し、内側足底神経と外側足底神経になります。
大腿二頭筋のうち長頭は脛骨神経が、短頭は総腓骨神経が支配します。この違いはよく問われます。
選択肢の確認
1.腰神経叢の枝である。
誤り。仙骨神経叢から起こる坐骨神経の枝です。腰神経叢からは大腿神経や閉鎖神経が出ます。
2.梨状筋上孔を通る。
誤り。坐骨神経は梨状筋下孔を通ります。梨状筋上孔を通るのは上殿神経と上殿動脈です。
3.大腿二頭筋短頭を支配する。
誤り。短頭は総腓骨神経、長頭が脛骨神経の支配です。
4.膝窩中央を通る。
正しい。膝窩のほぼ中央を垂直に下ります。
覚えるポイント
- 坐骨神経は仙骨神経叢の枝で、梨状筋下孔を通る。
- 膝窩で**脛骨神経(中央を直下)と総腓骨神経(外側へ)**に分かれる。
- 大腿二頭筋は長頭が脛骨神経、短頭が総腓骨神経の支配。
- 膝窩中央には委中があり、深部の血管神経に注意して刺鍼する。