28AM27|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
二酸化炭素運搬に関わる主要な血液成分はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
二酸化炭素の血液中での運び方を問う生理学の問題です。
酸素はヘモグロビンが運ぶのに対し、二酸化炭素は主に別の形で運ばれる、という違いを押さえます。
解説
組織で生じた二酸化炭素は、赤血球に入り炭酸脱水酵素の働きで水と反応して炭酸となり、すぐに重炭酸イオンと水素イオンに分かれます。重炭酸イオンは血漿中に出て運ばれ、この形が二酸化炭素運搬の大部分(およそ7割)を占めます。
残りは、ヘモグロビンのアミノ基と結合したカルバミノ化合物として約2割、血漿に物理的に溶けた形として約1割が運ばれます。
肺ではこの反応が逆向きに進み、重炭酸イオンから二酸化炭素が生じて呼気中に排出されます。重炭酸イオンは血液の酸塩基平衡を保つ緩衝物質としても重要です。
選択肢の確認
1.アルブミン
誤り。血漿膠質浸透圧の維持や物質の運搬に関わりますが、二酸化炭素運搬の主役ではありません。
2.ヘモグロビン
誤り。酸素運搬の主役であり、二酸化炭素もカルバミノ化合物として一部運びますが、主要な形ではありません。
3.重炭酸イオン
正しい。二酸化炭素運搬の約7割を占める主要な形です。
4.水
誤り。物理的に溶解して運ばれる分はごくわずかです。
覚えるポイント
- 二酸化炭素は重炭酸イオンが約7割、カルバミノ化合物が約2割、溶解が約1割。
- 反応を進めるのは赤血球内の炭酸脱水酵素。
- 酸素運搬の主役はヘモグロビン。
- 重炭酸イオンは酸塩基平衡の主要な緩衝系でもある。