28AM30第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)

嚥下について正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

嚥下の三つの相(口腔相・咽頭相・食道相)の特徴を問う問題です。

どこまでが随意運動で、どこからが反射なのか、どの通路が閉じるのかを整理します。

解説

嚥下は次の三相に分けられます。

口腔相は随意運動で、舌を使って食塊を口腔から咽頭へ送り込みます。ここまでは意識的に行えます。

咽頭相は反射性(不随意)で、食塊が咽頭に達すると嚥下反射が起こります。このとき軟口蓋が挙上して咽頭から鼻腔への通路が閉鎖され、同時に喉頭が挙上し喉頭蓋が下がって気管への入口が閉じます。誤嚥を防ぐための重要な仕組みです。

食道相も不随意で、食道の蠕動運動によって食塊が胃へ運ばれます。

嚥下中枢は延髄にあります。

選択肢の確認

1.嚥下中枢は脊髄にある。
誤り。嚥下中枢は延髄にあります。

2.口腔相では舌を使って食塊を喉頭に送る
誤り。舌が食塊を送るのは咽頭であり、喉頭ではありません。喉頭は気道の入口です。

3.咽頭相では咽頭から鼻腔への出口は閉鎖される。
正しい。軟口蓋の挙上により鼻腔への逆流が防がれます。

4.食道相では随意運動によって食塊が輸送される。
誤り。食道相は蠕動運動による不随意の輸送です。

覚えるポイント

  • 口腔相=随意、舌で食塊を咽頭へ。
  • 咽頭相=反射、軟口蓋挙上で鼻腔閉鎖、喉頭蓋で気道閉鎖。
  • 食道相=不随意、蠕動運動で胃へ。
  • 嚥下中枢は延髄にあり、誤嚥防止の仕組みを理解する。
28AM2928AM31
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)