28AM32|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
体温について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
体温の測定部位による違いと、体温を変動させる要因を問う問題です。
核心温と外殻温の関係、そして代謝と体温の関係を押さえます。
解説
食物を摂取すると消化吸収や代謝が高まり、熱産生が増えて体温が上昇します。これを**食事誘発性熱産生(特異動的作用)**といい、特に蛋白質でこの作用が大きくなります。
体温は測定部位で異なり、体の深部を反映する直腸温が最も高く、次いで口腔温、腋窩温の順に低くなります。
皮膚温(外殻温)は環境温の影響を受けやすく、心臓から遠く表面積の大きい四肢のほうが体幹より低くなります。
基礎代謝が亢進すると熱産生が増えるため体温は上昇します。甲状腺機能亢進症で微熱や暑がりがみられるのはこのためです。
選択肢の確認
1.口腔温は直腸温より高い。
誤り。直腸温のほうが高く、口腔温はそれより低くなります。
2.体幹の皮膚温は四肢の皮膚温より低い。
誤り。四肢の皮膚温のほうが低くなります。
3.摂食により体温は上昇する。
正しい。食事誘発性熱産生により熱産生が増加します。
4.基礎代謝亢進により体温は低下する。
誤り。熱産生が増えるため体温は上昇します。
覚えるポイント
- 体温の高さは直腸温>口腔温>腋窩温。
- 核心温は一定に保たれ、外殻温は環境の影響を受ける。
- 食事誘発性熱産生は蛋白質で最も大きい。
- 体温調節中枢は視床下部にある。