28AM33|第28回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第28回午前(科目未分類)
腎糸球体でろ過されるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腎糸球体のろ過で、何が通り何が通らないかを問う問題です。
ろ過の可否は分子の大きさと電荷で決まります。血球や大きな蛋白質は通れない、という原則で判断します。
解説
糸球体のろ過膜は、有窓性の毛細血管内皮、基底膜、足細胞の足突起の三層からなります。この膜は分子量のおおよそ7万を超える物質を通しにくく、また陰性に荷電しているため陰性の蛋白質を通しにくい性質があります。
グルコースは分子量約180と小さいため自由にろ過されます。ただし正常では近位尿細管でほぼ全量が再吸収されるため、尿中には出てきません。血糖値が高く再吸収の限界(閾値)を超えると尿糖が出ます。
アルブミンは分子量約6万6千で陰性に荷電しているため、正常ではほとんどろ過されません。ろ過膜が障害されると蛋白尿が出ます。赤血球や白血球は細胞であり、正常ではろ過されません。
選択肢の確認
1.グルコース
正しい。分子量が小さく自由にろ過されます。その後、近位尿細管で再吸収されます。
2.アルブミン
誤り。分子量が大きく陰性荷電のため、正常ではほとんどろ過されません。
3.赤血球
誤り。細胞成分でありろ過されません。尿に出れば血尿として異常所見です。
4.白血球
誤り。同様にろ過されません。尿中に多ければ尿路の炎症を疑います。
覚えるポイント
- ろ過膜=有窓性内皮+基底膜+足細胞の三層。
- グルコース、アミノ酸、電解質、尿素はろ過され、必要なものは尿細管で再吸収される。
- アルブミンや血球は正常ではろ過されない。
- 尿蛋白や血尿は糸球体障害を示唆する。